東京都国分寺市にある寺院跡です。741年、日本は60の国に分かれていて、その1つであった武蔵国は、現在の東京、埼玉県、横浜市、川崎市を含む広大な国でした。その政治の中心として栄え、国家の平安を祈念して国分寺が建てられました。しかしほとんど鎌倉時代に焼失し、江戸時代に再建された本堂と薬師堂だけが残っています。その他は調査後に整備され、公園になっています。
目次
見どころ
金堂跡

かつてはここに本尊仏を安置していた大きい建物がありました。

鐘楼跡

楼門

本堂

仁王門

薬師堂

1335年に金堂跡付近に建立されましたが、1751年~63年の間に現在地に再建されました。毎年10月10日お開帳の日に内部を拝観する事が出来ます。
お鷹の道遊歩道

江戸時代、尾張徳川家の御鷹場にしていたことから「お鷹の道」と呼ばれています。

旧本多家長屋門

本多家は代々国分寺村の名主で、この門は江戸時代末期に建築されたものです。
※名主なぬしとは、江戸時代公務に携わった町村の長。
真姿の池湧水群(ますがたのいけゆうすいぐん)

848年不治の病に苦しんだ玉造小町が、病気平癒の為に池の水で洗い清めると、元の姿(真姿)に戻った事が名前の由来です。
駐車場情報
武蔵国分寺公園の駐車場に停めて観光するのがおススメです。1時間/400円 以降30分毎/200円
※1万円、5千円札は使えません。
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