日本橋の「貨幣博物館」は見どころたっぷり！

東京の日本橋にある日本銀行の分館にある貨幣博物館です。1985年の11月に開館し、7世紀頃から現在のお金にいたる実物や資料が展示されています。初めに手荷物検査がありますが、館内は無料で見学する事が出来ます！

開館のきっかけは収集家のコレクション！

「田中啓文たなかけいぶん」（1884～1956）

幼少期にお小遣いとしてもらった古い銭を集めたのがきっかけで、古代から近代にいたる貨幣だけではなく、東アジアの貨幣や、さまざまな資料も収集していました。1923年(大正12年)自邸内にある約10万点のコレクションを展示する「銭幣館せんぺいかん」を設立し、1944年(昭和19年)戦禍からコレクションを守るため、日本銀行に寄贈しました。

実際に入ってみよう！

1階は手荷物検査を行う場所です。2階のフロアーにお土産コーナー、映像コーナー、展示室があります。

映像コーナーでは、昔の人のお金に関する仕事内容のビデオが上映されています。(約10分)

この中に古代から現代までのお金が展示されています。※撮影は禁止

7世紀ごろの富本銭から大判、小判、外国の古い紙幣など、年代順に展示しています。

「富本銭ふほんせん」とは、奈良県の飛鳥池遺跡で出土しましたが、まだ解明されていない事が多いお金の事です。

体験コーナーでは遊びながら学べる！

スタンプシートや、大判の重さ体験、1億円の展示など遊びながら学ぶことが出来るコーナーもあります！

模擬紙幣(1万枚)で作られた1億円！重さは10㎏だそうです。

まだ発行されていない新札が見れる！

2024年に日本銀行が7月3日から発行する新札の展示もあります。

• 1万円　渋沢栄一
• 5千円　津田梅子
• 千円　北里柴三郎　

新デザインが気になる方は「貨幣博物館」へ行ってみてくださいね！

開館時間9:30～16:30　休館日（月）年末年始